ねぶたを撮り続けて・・・

中学一年生の夏休みに青森に住む叔母の家に遊びに行って、その時に初めて青森ねぶた祭りを見ました。 全身を揺さぶる太鼓の響きと、襲いかからんばかりに迫ってくるねぶたの形相に圧倒されました。体がすくみました。恐ろしくて震えました。その時、ねぶたはあの恐ろしい目を向いて「挑んでこい、挑んでこい」と私に向かって言っていたように思います。その頃、美術の先生の手ほどきを受けて、写真のおもしろさに熱中していた写真少年の私は、ねぶたの写真を撮ろう、ずっと撮り続けようと心に決めたのです。以来、ねぶたの写真を取り続けて40年以上がたちました。”もの凄い”被写体にめぐりあえた最初の気持ちは、いまだ熱いままです。